ウォーターサーバーはいつでも自由に解約できるわけではありません。
メーカーによっては契約期間のしばりがあり、途中解約すると高額の手数料が発生する場合があるのです。
そこで今回は、ウォーターサーバーの解約方法とサーバー返却の流れについて解説いたします。
これからウォーターサーバーを導入する予定の方は、もしもの時に困らないようにチェックしておいてくださいね。
目次
最低契約期間と解約手数料
まずは主要メーカーの最低契約期間と解約手数料をチェックしましょう。
ウォーターサーバーを長期間利用するかわからない方は、最低契約期間が短く、解約手数料が安いメーカーを選ぶと安心ですよ。
メーカー | 最低契約期間 | 解約手数料(税抜) |
---|---|---|
クリクラ | なし | なし |
アクアクララ | 6ヶ月(180日) | 3,000円 |
コスモウォーター | 2年 | 9,000円 |
ワンウェイウォーター | 2年 | 9,000円 ※「smart」という機種の場合 |
うるのん | 2年 | 10,000円 |
フレシャス | 2年 | 1年未満で解約した場合は15,000円、1年経過後~2年未満で解約した場合は9,000円 |
キララ | 1年~3年 ※プランによって異なる |
1年プラン:5,400円 2年プラン:14,040円 3年プラン:19,440円 |
プレミアムウォーター | 2年~3年 ※プランによって異なる |
10,000円~20,000円 ※機種によって異なる |
クリクラは最低契約期間なし&解約手数料0円なので、いつでも好きなタイミングでやめることができます。
しかしこのような対応のメーカーはかなり珍しく、ほとんどのメーカーが年単位で契約期間を設けています。
また、解約手数料も5,000円以上かかるところが多く、選ぶプランや機種によっては15,000円~20,000円もかかる場合があるのです。
ウォーターサーバーは初期費用なしで気軽に契約できるが、解約手数料は高額な場合が多い!
解約の流れ
ウォーターサーバーを解約する場合は、メーカーに連絡を入れてサーバーを返却する必要があります。
具体的な流れをチェックしていきましょう。
【1】メーカーに連絡する
メーカーに連絡し、解約したい旨を伝えます。
連絡方法は各メーカーの案内に従ってください。
主な方法
- カスタマーセンターに電話する
- ウェブサイトの問い合わせフォームからメールする
- 水の配達担当者に伝える
【2】サーバーの返却方法と解約手数料を確認する
サーバーを返却する方法と、集荷の日時を教えてもらいます。
最低契約期間内に解約する場合は、違約手数料の支払方法もあわせて確認しておきましょう。
【3】集荷日までにサーバーの返却準備をする
サーバーはメーカー担当者または宅配業者が引取りに来てくれるので、集荷日までにウォーターサーバーを返却できる状態にします。
返却準備については後ほど詳しく解説いたします。
【4】サーバーを引き渡す
集荷当日、メーカー担当者または宅配業者にウォーターサーバーを引き渡します。
付属品などの渡し忘れにご注意ください。
サーバーの返却準備
ウォーターサーバーは引き渡し当日までに「水抜き」と「梱包」をしておく必要があります。
サーバーの水抜きは必須
(出典:フレシャス)
ウォーターサーバーの水抜きとは、タンク内に溜まっている水をすべて抜く作業のことです。
水を抜いておかないと、運搬中に水が漏れてサーバーが故障する恐れがありますし、宅配業者さんにも迷惑をかけてしまうので、必ず水抜きをしてから返却してください。
水抜きの手順
1:ウォーターサーバーの電源を落として数時間待ちます(タンク内の温水の温度を冷まし、安全に作業を行うため)。
2:冷水と温水の注ぎ口から水またはお湯が出てこなくなるまで出し切ります。
3:サーバー背面に付いている排水キャップを外すと、タンク内に残ったすべての水を出すことができます。
電源を落としてから作業までの時間が短い場合、温水でやけどをする危険性があるので、作業は大人の方が十分に注意しながら行ってください。
※機種によって水抜きの方法が異なる場合があります。実際に行う際は各メーカーの案内に従ってください。
メーカーによっては梱包も自分で行う
メーカーの担当者が集荷に来てくれる場合は、水抜きだけしておけばOKです。
一方、宅配業者が集荷に来る場合は、自分で梱包までする必要があります。
梱包材(ダンボールなど)はウォーターサーバーが届いた時と同じものを使用します。
処分してしまった場合は、メーカーにお願いして梱包材を送ってもらうか、自分で調達しなくてはなりません。
梱包が完了したら、あとは玄関先まで移動すれば引き渡し準備完了です。
ポイントは商品と交換しておこう
水などの購入額に応じてポイントが貯まるメーカーを利用していた場合は、解約前に商品と交換しておきましょう。
せっかく貯めたポイントが無効になるのはもったいないので、チェックするのをお忘れなく!
ポイント制度があるメーカーについてはこちらの記事でご紹介しています。
ウォーターサーバーのポイント制度を比較!付与率や使い方も解説
まとめ
- ウォーターサーバーは最低契約期間内に解約すると解約手数料が発生する
- サーバーを返却する際は必ず水抜きを行う
- 宅配業者が引き取りに来る場合は、梱包も自分で行う
ウォーターサーバーを短期間で解約すると、メーカーによっては1万円以上の解約手数料を支払わなくてはなりません。
そのため、長期的に利用するかわからない方は解約手数料が安いメーカーを選びましょう。