「ウォーターサーバーを置いてみたいけど、デメリットってあるのかな?」
いつでも手軽においしい水が飲めるウォーターサーバーですが、家庭に導入する前にデメリットも知っておきたいですよね。
毎月の費用、水の交換方法、メンテナンスのタイミングなど、気になるポイントが多いと思います。
そこで今回は、ウォーターサーバーを導入するメリット・デメリットについてまとめました。
目次
ウォーターサーバーを導入する4つのメリット
まずはメリットからチェックしていきましょう。
おいしい水が手軽に飲める
1番のメリットは、おいしくて安全な水が手軽に飲めるという点です。
水道水も飲料水として飲むことができますが、やはりウォーターサーバーの水の方が美味しくて安全性も高いです。
また、ウォーターサーバーは簡単に水を注いで飲めるので、その手軽さから水分補給を習慣化することができます。
家族にあまり水分を取らない人がいる場合、ウォーターサーバーの導入をきっかけに水分補給を意識するようになるかもしれません。
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冷水・温水がすぐに使える
ウォーターサーバーは冷水用と温水用のレバーが設置されている場合が多く、5~12℃の冷水や、80~90℃にもなる熱いお湯を必要な時にすぐに使用できます。
冷水をすぐに飲めるのはもちろん、お湯をいちいち沸かす手間が省けるのは嬉しいですよね。
赤ちゃんのミルク、インスタント食品、お茶やコーヒーなど、お湯が必要なシーンが多い家庭にとっては大きなメリットです!
また、ペットボトルの水を冷蔵庫で保管する必要が無くなるので、そのぶん他の食材を入れるスペースを作ることができますよ。
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ペットボトルの水を買う必要がなくなる
ペットボトルの水は重たいので、スーパーなどで購入して家まで持ち帰るには体力が必要です。
女性や高齢者の方にとっては負担が大きいですよね。
さらに他の食材も購入するとなると、水を買いだめするのは不可能です。
しかし、ウォーターサーバーを導入すれば定期的に水が自宅に届くので、重たい水を買って帰る必要が無くなりますよ。
災害時・緊急時の備蓄水にもなる
ウォーターサーバーを使用していれば、ストックの水が備蓄水として使用できます。
地震などの大きな災害が発生して水道が使えなくなっても、備蓄水があれば安心ですね。
商品にもよりますが、未開封なら3ヶ月~1年くらい賞味期限が持ちます。
また、電気を使わなくても給水できるサーバー(コック式、レバー式など)なら電気が止まっても水(常温)を出せるので、そのまま使用可能ですよ。
このように、万が一の時も飲料水を確保できるという点もウォーターサーバーのメリットの1つです。
ウォーターサーバーを導入する4つのデメリット
(出典:クリクラ)
続いてはデメリットをチェックしていきましょう。
ペットボトルの水を購入するより費用がかかる
ペットボトルの水は2ℓ100円程度で購入することができます。
一方、ウォーターサーバーの水は安くても1ℓあたり100円以上かかります。
さらにサーバーレンタル料やサポート代などの維持費や、電気代も発生します。
費用だけみるとペットボトルの水を買って飲む方が安いですが、それでも先ほどご紹介したメリットが大きいと感じる場合は使用する価値があるでしょう。
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サーバーの設置場所・水のストックの保管場所が必要
当然ですが、ウォーターサーバーを導入するなら設置場所を確保しなければなりません。
また、忘れがちなのがストックの水の保管場所です。
最低でも2~3本のボトルを保管できるスペースをあけておく必要があります。
ただ、最近はスリム設計のサーバーや卓上型のサーバーが登場していますし、水に関してもメーカーによっては計量ボトルやパックタイプが用意されているので、居住スペースに合わせて選択すれば問題ないでしょう。
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水ボトルの交換が大変
水は業者に玄関先まで届けてもらえますが、水の交換は自身で行わなければなりません。
ウォーターサーバーの水ボトルは1本12ℓ=12㎏である場合が多く、力に自信がない女性や高齢者にはかなり大変な作業となります。
しかしご安心ください。
最近は7~9ℓ程度の軽量ボトルを販売するメーカーもありますし、ボトルをサーバーの下部に設置して水をくみ上げる「下置きタイプ」の機種も増えています。
他にも「水道直結型」というボトル交換が不要なウォーターサーバーもあるのでチェックしてみてください。
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定期的なセルフメンテナンスが必要
ウォーターサーバーは衛生を保つためにセルフメンテナンスが必要です。
メンテナンスと言っても、サーバーにたまったホコリや水分を拭き取る程度の作業です。
特に、給水口やボトルの連結部分はアルコール系の除菌剤などを使用して清潔にしておく必要があります。
せっかく安全性の高い水が届いても、サーバーが不衛生では意味がないですからね。
短時間でササッと終わる簡単な作業なので、掃除が苦手な方でも大きな負担にはならないでしょう。
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ウォーターサーバーはこんな人におすすめ
最後に、ここまでご紹介したメリット・デメリットを踏まえてウォーターサーバーがおすすめな人をまとめました。
- ペットボトルの水を買って飲んでいる人
- こまめに水分補給したい人
- 赤ちゃんのミルク、お茶やコーヒー、インスタント食品のためにお湯を使う機会が多い人
- 災害に備えて水をストックしておきたい人
「サーバーの設置場所が必要」「ボトル交換が大変」などのデメリットもご紹介しましたが、最近はスリム設計のサーバーや、楽にボトル交換できるサーバーも登場しています。
選ぶ機種によってデメリットをクリアすることができるので、ご自身の希望に合ったウォーターサーバーを探してみてくださいね。