引越しの時ウォーターサーバーはどうする?5つのやるべきことを解説

引越しの時、ウォーターサーバーはどうすればいいのでしょうか。

「引越し業者に運んでもらえる?」
「自分で運ぶ時の注意点は?」
「サーバーが故障したらどうなるの?」
「住所変更の手続きをするタイミングは?」

ウォーターサーバーを導入してから初めて引っ越すことになった場合、このような疑問が浮かぶと思います。

そこで今回は、引越しをする時のウォーターサーバーの運搬方法や必要な手続きについてまとめました。

引越し当日までにやるべき5つの作業

引越しが決まったら、下記5つの作業を自分で行う必要があります。

【1】ウォーターサーバーの配送対象エリアを確認
【2】引越し業者にサーバーを運んでもらえるか確認
【3】メーカーに登録している住所を変更する
【4】水の配送日時を調整する
【5】引越し当日までに使用中の水を使い切り、水抜きをしておく

1つずつご説明していきます。

ウォーターサーバーの配送対象エリアを確認する

主要メーカーの配送対象エリアと送料まとめ

まずは引越し後もウォーターサーバーを使用し続けることができるか確認しましょう。

転居先の地域が配送対象エリア外になっている場合があります。
また、対象エリア内だったとしても水の配送料が変わる可能性もあります。

主要メーカーの配送対象エリアと送料は以下の通りです。

メーカー 対象エリア 配送料(税別)
プレミアムウォーター 全国
一部離島を除く
北海道と本州は水の種類によっては0円
※沖縄県は220円~
アクアクララ 全国
(一部地域を除く)
0円
シンプルウォーター 全国 関東・北陸・信越・中部・近畿は0円
※その他エリアは水1箱あたり100円~1,500円(エリアによって異なる)
うるのん 全国
(離島を除く)
水1本あたり200円~1,580円(エリアによって異なる)
フレシャス 北海道から九州まで
(沖縄・離島など一部地域を除く)
0円
クリクラ 北海道から九州まで
(沖縄・離島など一部地域を除く)
0円
富士の湧水 北海道から九州まで
(沖縄・離島を除く)
0円
キララ 北海道から九州まで
(沖縄・離島を除く)
0円
コスモウォーター 北海道から九州まで
(沖縄・離島は除く)
0円
※北海道のみ水1本あたり200円
信濃湧水 北海道から九州まで
(沖縄・離島など一部地域を除く)
0円
※北海道・四国・九州は1箱につき459円
ハワイアンウォーター 北海道から九州まで
(沖縄・離島など一部地域を除く)
関東は0円
※その他エリアは1箱につき350円~600円
ワンウェイウォーター 本州・四国・九州
(北海道、沖縄、離島は除く)
0円

★北海道でも配送無料のおすすめメーカーについてはこちらの記事をチェック!

★沖縄県でも利用できるおすすめのメーカーについてはこちらの記事をチェック!

引越しを機に解約する場合

転居先が配送対象エリア外だった場合や、水の送料が上がるなどの理由でウォーターサーバーの使用を停止したい場合は、解約手続きをしなくてはなりません。
解約方法やサーバー返却の流れについてはこちらの記事をご覧ください。

ウォーターサーバーの解約方法とは?サーバー返却の流れも解説

 

また、転居先で新たにウォーターサーバーを契約する予定なら、乗り換えキャンペーンを実施しているメーカーをおすすめします。
メーカーによっては他メーカーの解約時に発生した手数料(一部または全額)を負担してくれる場合があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ウォーターサーバーの乗り換えはドコがおすすめ?キャンペーンを比較

引越し業者にサーバーを運搬してもらえるか確認する

ウォーターサーバーの運搬は、基本的には引越し業者に依頼するか、自分で行うことになります。

自分で運ぶ場合の注意点

ウォーターサーバーは45度以上傾けて運ぶと故障の原因になるため、できるだけ水平に持ち上げて運ばなくてはなりません。

また、ウォーターサーバーを車に積めるかどうかチェックが必要です。
まっすぐ立てた状態で車に積めないなら、自分で運ぶことはできません。

引越し業者に依頼する場合の注意点

ウォーターサーバーの運搬は業者によって対応が異なるので、見積もりの際に相談してみましょう。

事前にウォーターサーバー本体に傷がないか確認し、写真撮影をしておくと安心です。
運搬中にぶつけられて故障してしまったとしても、証拠写真があれば修理費用を負担してもらえますよ。

メーカーに依頼する場合の注意点

メーカーによっては、今まで使用していたウォーターサーバーを撤去し、新居に新しいサーバーを設置してもらえる場合があります。

ただし「配送エリアが変わらない場合のみ対応」などの条件付きである可能性があるので、問い合わせて確認してみましょう。

メーカーに登録している住所を変更する

転居先の地域が配送対象エリア内だった場合は、住所変更を行います。

主要メーカーの変更方法は以下の通りです。

メーカー 住所の変更方法
プレミアムウォーター マイページから変更手続きを行う
フレシャス マイページから変更手続きを行う
シンプルウォーター マイページから変更手続きを行う
コスモウォーター マイページから操作、またはフリーダイヤルへ電話して変更手続きを行う
キララ マイページから操作、またはお客様サポートセンターへ電話する
ハワイアンウォーター 電話またはインターネット(問い合わせフォーム)から変更手続きを行う
ワンウェイウォーター 本部お客様サービスセンターまたは販売店に連絡する
クリクラ 担当販売店へ連絡する
アクアクララ 担当販売店に連絡する
信濃湧水 コールセンターに連絡する
うるのん お客様センターへ連絡する
富士の湧水 お客様センターへ連絡する

会員専用のマイページから簡単に住所変更できるメーカーもありますが、webからの変更に対応していないメーカーはコールセンターや担当販売店に電話する必要があります。

水の配送日時を調整する

水を定期配送している場合は、次回の配送日時を調整する必要があります。

引越す前の家に水が届いてしまうと、引越しの荷物を増やすことになってしまいます。

また、新居にまだ済んでいないのに水が配送されてしまったら受け取ることができません。
受取拒否とみなされると別途手数料を請求されてしまうのでご注意ください。

引越し前日までに使用中の水を使い切り、水抜きをしておく

(出典:クリクラ)

ウォーターサーバーに設置したボトルやパック内の水は、引越し当日までに使い切りましょう。

また、ウォーターサーバーの「水抜き」もしておく必要があります。

水抜きとは、タンク内に残っている水を出し切ることです。
この作業をせずにウォーターサーバーを運搬すると水漏れや故障などトラブルの原因となってしまうので、忘れずに行ってくださいね。

以上で引越し前の準備は完了です!

ウォーターサーバーの水抜きのやり方

(出典:フレシャス)

ウォーターサーバーの水抜き作業は、取扱説明書や公式サイトにて案内されている通りに行ってください。

ここでは簡単に流れをご説明いたします。

1:ウォーターサーバー本体のコンセントを抜く

まずはサーバー本体のコンセントを抜き、数時間待ちます。
サーバーの温水は80℃~90℃の温度に保たれているので、この状態で作業を行うと火傷する危険性があります。
必ず温水の温度が下がってから作業を始めてください。

2:冷水と温水を出し切る

給水ボタン(給水コック、給水レバーなど)から冷水・温水を出しきり、完全に出なくなったことを確認します。

3:排水キャップから残りの水を出す

サーバーの背面に付いている排水キャップを外すと、タンク内に残っている水をすべて出すことができます。
キャップを外した瞬間に水が勢いよく出る場合があるので、バケツなどの大き目な容器を受け皿にして行ってください。

まとめ

転居先が水の配送対象エリア内であれば、引越し後もウォーターサーバーを使い続けることができますよ。

ウォーターサーバーの運搬方法の決定、住所変更、水の配送日時の調整、サーバーの水抜きなど、今回ご紹介した作業を引越し当日までに計画的に行ってくださいね。

また、引越しはウォーターサーバーを乗り換える良いタイミングでもあるので、今使っているサーバーに不満がある方は検討してみてはいかがでしょうか。

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