ウォーターサーバーには、サーバー上部にボトルを設置する「上置きタイプ」と、下部にボトルを設置する「下置きタイプ」があります。
見た目の印象はもちろんのこと、便利なポイントや注意すべきポイントがそれぞれ異なるんですよ。
そこで今回は、ウォーターサーバーの上置きタイプ・下置きタイプの特徴とおすすめの機種をご紹介します。
この記事を読めば、どちらのタイプが自分に合っているのか判断することができますよ。
目次
上置きタイプの特徴
(出典:クリクラ)
まずは上置きタイプの特徴からチェックしましょう。
水の残量が一目でわかる
ボトルをサーバーの上部に設置するので、水の減り具合を一目で確認できます。
というのも、下置きタイプだとボトルがサーバー内に隠れているので、扉を開いて確認する必要があるのです。
上置きタイプならボトルを交換するタイミングがわかりやすいですし、注文をし忘れる心配もありませんね。
ボトルの差込口のお手入れがしやすい
上置きタイプのサーバーは、ボトルの挿入口が確認しやすい位置にあるため、汚れのチェックやお手入れが簡単にできます。
挿入口は水分やホコリが貯まりやすい部分なので、ボトル交換時にキレイに拭き取る必要があるのです。
セルフメンテナンスはサーバー内の衛生を保つための欠かせない作業なので、簡単に行える方がいいですよね。
ウォーターサーバーはセルフメンテナンスが必要!方法と頻度を紹介
停電しても使用できる
上置きタイプはボトルが高い位置にあるので、重力によって水が注ぎ口から出てきます。
そのため、停電しても水を出すことができるのです。
一方、下置きタイプはモーターを使って水をくみ上げる仕組みになっているので、停電すると水をくみ上げることができなくなります。
これは給水に電力を必要としない上置きタイプならではのメリットですね。
下置きタイプの特徴
(出典:コスモウォーター)
続いては、下置きタイプの特徴をチェックしましょう。
ボトル交換がラク
下置きタイプはボトルをサーバーの下部に設置するので、重たいボトルを持ち上げる必要はありません。
力に自信がない方でもラクに交換することができますよ。
ボトルは1本12ℓ入りが主流なので、12キロもの重さなのです。
軽量ボトルを用意しているメーカーもありますが、それでも7~9キロくらいの重さになります。
この重量のボトルを高い位置に持ち上げるのは大変な作業ですよね。
あやまって足元に落下させてしまったら大怪我をする危険性もあります。
そのため、ボトル交換ができるか心配な方は下置きタイプを選ぶことをおすすめします。
ボトルが見えないので見た目がスマート
下置きタイプのサーバーはボトルの収納部分に扉が付いており、外から見えない作りになっています。
そのため、ボトルがむき出しになっている上置きタイプのサーバーに比べると、シンプルでスマートなデザインのサーバーが多いのです。
インテリアにこだわりがある方には下置きタイプのサーバーがぴったりですよ。
上置きより安定感がある
下置きタイプのサーバーは、重たいボトルをサーバー下部に設置するので安定感があります。
もしサーバーにぶつかってしまったとしても、上置きタイプより転倒する危険性が低いでしょう。
もちろん、大きな地震が発生したら上置き・下置きに関係なく転倒する危険性があるので、転倒防止ワイヤーを付けておくことをおすすめします。
上置きタイプ・下置きタイプはこんな人におすすめ
上置きタイプ
- 水の残量が確認しやすい方がいい
- ボトル差込口のお手入れがラクな方がいいい
- 停電時にも使えると安心
- モーター音が気になるのでくみ上げタイプは嫌
下置きタイプ
- 重たいボトルを持ち上げられる自信がない
- ボトルが見えないスマートなデザインのサーバーを置きたい
- 子どもがいるので安定感があるサーバーがいい
まとめ
ご紹介した通り、上置きタイプにも下置きタイプにもそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分の希望に合っているのはどちらのタイプなのか、よく考えたうえでお選びくださいね。
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