赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーを使うメリットと費用の目安

赤ちゃんや小さなお子さまがいる家庭に人気のウォーターサーバー。

ミルク作りに便利と評判ですが、他にもパパママにとって嬉しいポイントがたくさんあるんですよ。

この記事では、子育て中にウォーターサーバーを利用するメリット、月額費用の目安、ウォーターサーバー選びのポイントをご紹介します。

ウォーターサーバーが子育て中におすすめな理由

まずはウォーターサーバーを子育て中に利用するメリットを5つご紹介します。

安全かつ衛生的な水が与えられる

大切なお子さまには不純物のない安全な水を飲ませたいですよね。
特に、赤ちゃんは消化機能が未熟なので口にするものには注意が必要です。

ウォーターサーバーの水は「天然水」と「RO水」の2種類に分けられますが、いずれも水質検査を行ったうえで提供しているので安全かつ衛生的です。

天然水 日本各地の特定の水源から採取された地下水をろ過・沈殿・加熱殺菌という最低限の処理を行う
RO水 水道水・地下水・河川水をRO膜(逆浸透膜)という超微細な膜でろ過して限りなく純水に近い状態にする

お客さんが安心して水を利用できるよう、放射性物質などの測定結果をホームページにて公開しているメーカーもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

天然水とRO水どっちがおすすめ?ウォーターサーバーの水の特徴を解説

ミルク作りの時間が短縮できる

ウォーターサーバーはいつでも冷水・温水が出せるので、赤ちゃんのミルクを作るときにいちいちお湯を沸かす必要がありません。

忙しいママにとって、このひと手間が省けるのはありがたいですよね。 お腹をすかせた赤ちゃんを待たせる時間も短くなります。

ウォーターサーバーのお湯は何度?カップ麺やミルクは作れる?

粉末タイプやフリーズドライの離乳食もすぐに作れる

粉末タイプやフリーズドライの離乳食にも、ウォーターサーバーが役に立ちます。

温水を注いで溶くだけで調理できるので、ミルク作り同様、赤ちゃんを待たせる時間を短縮できますよ。

授乳中のママの脱水症状を防げる

母乳の約90%は水分でできているってご存じですか?
授乳中はママの体から水分が母乳として出ていってしまうので、こまめな水分補給をする必要があります。

ウォーターサーバーがあれば手軽に水が飲めるので、水分補給を習慣化することができますよ。

また、ママが口にするものが母乳の成分になることを考えると、安全で衛生的なお水を飲みたいですよね。

定期的に水が届くので買い物の負担が軽減する

ウォーターサーバーを導入すれば定期的に水が届くので、スーパーで重たい水を買って持ち帰る必要がなくなります。

赤ちゃんがいる家庭の場合、食材や日用品に加え、紙おむつなどのベビー用品も購入しなくてはならないので、買い物の負担が少しでも楽になるのはありがたいですね。

子育て家庭のウォーターサーバー月額費用

ウォーターサーバーを導入すると毎月どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
おおよその目安をご紹介します。

水代

水代は消費量によって変わってきます。

例えば大人2人で利用する場合、1日コップ4杯分程度の消費ペースなら月額費用は2,400円~3,600円程度が目安となります。

ただし、1日コップ5杯分以上の水を消費する場合や、赤ちゃんのミルクや離乳食にも利用するつもりなら、1.5~2倍の費用がかかると想定しておきましょう。

1日の消費量 1ヶ月の消費量 1ヶ月の費用の目安(税別)※
コップ4杯分(200ml×4) 800ml×30日=24ℓ 天然水の場合:3,600円程度
RO水の場合:2,400円程度
コップ6杯分(200ml×6) 1200ml×30日=36ℓ 天然水の場合:5,400円程度
RO水の場合:3,600円程度

※水の注文はボトル2本単位であることが多いため、月に3本しか消費しない場合でも実際の支払いは4本分となります。

電気代

電気代は月々500円~1,000円程度が目安となります。

ただし、省エネモード付きのウォーターサーバーを選べば電気代を30%~50%ほど節約することも可能です。

ウォーターサーバーの電気代は高い?月々の目安と節約方法を紹介

その他の費用

サーバーレンタル料」「メンテナンス代」「水の配送料」などの費用が発生する場合があります。

サーバーレンタル料については、最新機種やデザイン性が高い機種だと有料であることが多いですが、コストを抑えたい方は無料の機種を選べばOKです。

サーバーのメンテナンスについては、メーカーによってシステムが異なります。
業者が定期的にメンテナンスを行っているメーカーは月額費用が発生しますが、サーバー内部にクリーン機能を搭載することによって「メンテナンス不要」としているメーカーもあります。

また、住んでいるエリアによっては水の配送料がかかる場合があるので事前に確認しておきましょう。

サーバーレンタル料 無料、または月々500円~1,000円程度
メンテナンス代 無料、または月々500円~1,000円程度
水の配送料 基本的には無料
※北海道・沖縄県・離島への配送、採水地から距離が離れているエリアへの配送は有料の場合があります。

子育て家庭でウォーターサーバーを利用する場合の費用は、月々4,000円~7,000円程度が目安!

コストを抑えたいなら、省エネモード付きのサーバー、レンタル料やメンテナンス代が無料のサーバーを選ぼう!

小さなお子さまがいる家庭のウォーターサーバーの選び方

続いては、ウォーターサーバー選びのポイントを4つご紹介します。
小さなお子さまがいる家庭ならではの注意点もあるのでチェックしておいてくださいね。

冷水・温水ともにチャイルドロック付きで安全

ウォーターサーバーの温水の注ぎ口には必ずチャイルドロックが付いています。
これは、小さなお子さまが誤って温水を出して火傷することを防ぐためです。

では冷水はどうかというと、メーカーによってチャイルドロックが付いている場合と付いていない場合があります。
冷水なら火傷の心配はありませんが、子どもの服や床が水浸しになるのは避けたいですよね。

心配な方は冷水・温水ともチャイルドロックが付いている機種を選ぶことをおすすめします。

チャイルドロックの安全性が高いウォーターサーバーを紹介!

下置きタイプは上置きタイプより安定感あり

下置きタイプのサーバーは、重たいボトルをサーバー下部に設置するので安定感があります。

もし子どもがサーバーにぶつかってしまったとしても、上置きタイプより下置きタイプの方が転倒する危険性が低いでしょう。

もちろん、大きな地震が発生したら上置き・下置きに関係なく転倒する危険性があるので、転倒防止ワイヤーを付けておくことをおすすめします。

ウォーターサーバーは上置きタイプと下置きタイプどっちがおすすめ?

省スペース設計なら邪魔にならない

部屋が狭い場合は、省スペース設定になっているウォーターサーバーをおすすめします。

コンパクトな卓上タイプのサーバーなら、食器棚などの上に設置することができますよ。

お子さまが小さいうちはスペースに余裕があっても、成長とともにどんどん物が増えていくことを想定してサーバーのサイズや置き場所を考えてみてくださいね。

卓上型ウォーターサーバーのメリットとは?おすすめ3機種を紹介

子育て支援プランがあるメーカーを選ぶ

メーカーによっては妊娠中またはお子様がいる家庭を支援するお得なプランやキャンペーンが用意されている場合があります。

月額料金の割引、水の無料プレゼント、グッズのプレゼントなどを行っているので、対象の方はぜひご利用ください。

各メーカーのキャンペーン内容や利用条件など、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。

子育て割があるウォーターサーバー4社を比較!妊娠中から申込OK!

まとめ

安全で衛生的なお水が飲める、温水がすぐに用意できる、スーパーで水を買う必要がなくなるなど、ウォーターサーバーにはメリットがたくさんありますね。

赤ちゃんや小さなお子さまがいる家庭で人気な理由も納得です。

これからウォーターサーバーを導入する方は、今回ご紹介したポイントを踏まえてメーカーをお選びください。

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