一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーは?選び方や費用も紹介

「一人暮らしだけどウォーターサーバーを置いてみたい」
「水の量が少なめのボトルってある?」
「狭い部屋でも場所を取らないサーバーが理想!」

ウォーターサーバーのある生活って憧れますよね。
一人暮らしの場合は本当に必要かどうか悩む方が多いと思いますが、一人暮らしならではのメリットも多いんですよ。

そこで今回は、一人暮らしの方におすすめのウォーターサーバーをご紹介します。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリット

まずは一人暮らしの方がウォーターサーバーを利用する5つのメリットをご紹介します。

一人分のインスタント食品をすぐに作れる

お湯を注ぐだけで食べれるインスタント食品は、一人暮らしの強い味方ですよね。

ウォーターサーバーがあれば、冷水はもちろん温水も出すことができるので、すぐにインスタンス食品を作ることができます。

バタバタしている朝や、疲れて帰ってきた夜でも、いちいちお湯を沸かす必要がないのです。

味噌汁、スープ、カップ麺、コーヒー、紅茶など、インスタント食品を利用する機会が多い方ならウォーターサーバーが大活躍するでしょう。

ウォーターサーバーのお湯は何度?カップ麺やミルクは作れる?

冷蔵庫で水を冷やす必要がなくなる

ウォーターサーバーは5~10℃程度の冷水を出せるので、ペットボトルの水を冷蔵庫で冷やす必要がなくなります。

一人暮らしでコンパクトな冷蔵庫を使用している方の場合、2ℓサイズのペットボトルを1本入れるだけで貴重なスペースが占領されてしまいますよね。

このスペースに他の食材を入れるゆとりが生まれますよ。

マイボトルで持ち歩けば外出先での出費が抑えられる

ウォーターサーバーの水をマイボトル(水筒)に入れて持ち歩く習慣を付ければ、外出先での出費を抑えられます。

例えば1日1回コンビニや自動販売機で飲料を購入する方なら、1ヶ月で3,000円~4,000円ほどの節約になります。

ただし、ウォーターサーバーの水には防腐剤が一切入っていないため、水道水に比べて雑菌が繁殖しやすいという特徴があります。
水筒に入れて持ち歩く場合は早めに飲み切るようにしましょう。

重たい水を購入する手間がなくなる

ウォーターサーバーを導入していれば定期的に水が届くので、重たいペットボトルの水を買いに行く必要がなくなります。

荷物の負担が減れば他の食材や日用品を買うことができるので、買い物に行く頻度を減らせますね。

体調不良時の水分補給や薬の服用にも役立つ

体調不良で寝込んでしまった時にも、ウォーターサーバーは役立ちます。

食欲が無くても水分補給は欠かせないですし、薬を飲むときにも水が必要です。

また、身体がだるくても簡単な動作ですぐに水が出せるというメリットもありますね。

一人暮らしのウォーターサーバー月額費用

では、ウォーターサーバーを導入すると毎月どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
おおよその目安をご紹介します。

水代

水代は消費量によって変わりますが、1日コップ2杯程度のペースで消費するなら月額費用は1,200円~1,800円程度が目安となります。

1日コップ3杯以上飲む方や、ウォーターサーバーの水を料理にも使用したい方は、その1.5~2倍の費用がかかると想定しておきましょう。

1日の消費量 1ヶ月の消費量 1ヶ月の費用の目安(税別)※
コップ2杯分(200ml×2) 400ml×30日=12ℓ 天然水の場合:1,800円程度
RO水の場合:1,200円程度
コップ4杯分(200ml×4) 800ml×30日=24ℓ 天然水の場合:3,600円程度
RO水の場合:2,400円程度

※水の注文はボトル2本単位であることが多いため、月に1本しか消費しない場合でも実際の支払いは2本分となります。

ウォーターサーバーの水の使用量はどのくらい?世帯別に費用を計算

電気代

電気代は月々500円~1,000円程度が目安となります。

ただし、省エネモード付きのウォーターサーバーを選べば電気代を30%~50%ほど節約することも可能です。

ウォーターサーバーの電気代は高い?月々の目安と節約方法を紹介

その他の費用

サーバーレンタル料」「メンテナンス代」「水の配送料」などの費用が発生する場合があります。

サーバーレンタル料は最新機種やデザイン性が高い機種だと有料であることが多いですが、コストを抑えたい方は無料の機種を選べばOKです。

メンテナンスについては、メーカーによってシステムが異なります。
業者が定期的にメンテナンスを行っているメーカーは月額費用が発生しますが、サーバー内部にクリーン機能を搭載することによって「メンテナンス不要」としているメーカーもあります。

また、住んでいるエリアによっては水の配送料がかかる場合があるので事前に確認しておきましょう。

サーバーレンタル料 無料、または月々500円~1,000円程度
メンテナンス代 無料、または月々500円~1,000円程度
水の配送料 基本的には無料
※北海道・沖縄県・離島への配送、採水地から距離が離れているエリアへの配送は有料の場合があります。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用する場合の費用は、月々3,000円~5,000円程度が目安!

コストを抑えたいなら、省エネモード付きのサーバー、レンタル料やメンテナンス代が無料のサーバーを選ぼう!

一人暮らしのウォーターサーバーの選び方

ここからは、一人暮らしの方がウォーターサーバーを導入する際にチェックしておきたい7つのポイントをご紹介します。

購入ノルマなし、または配送をスキップできる

一人暮らしの場合はノルマが無いメーカーを選ぶか、注文をスキップ(一時休止)できるメーカーを選ぶことをおすすめします。

ノルマとは水の最低購入数のことです。
まだ未開封の水が残っているとしても、ノルマがあるメーカーの場合は定期的に追加注文しなくてはなりません。

水を余らせるのはもったいないですし、一人暮らしの狭い家に何本もボトルをストックしたくないですよね。

ただし、ノルマがあっても注文をスキップできるメーカーなら水のストックを調整することができますよ。

ウォーターサーバーを注文ノルマで比較!ノルマなしの注意点とは?
ウォーターサーバー定期配送のスキップとは?水が余った時の対処法

省エネモードで節約できる

省エネモード(節電機能)があるサーバーを選べば、家を空けている間の消費電力を抑えることができます。

一人暮らしだとウォーターサーバーを利用する時間帯が限られますよね。
例えば昼間に働いている方なら、朝の時間帯と帰宅後~就寝前の時間帯がメインになると思います。

長時間使用しない時は省エネモードにしておくと、電気代を節約することができますよ。

ボトル交換がラク

水が入ったボトルを持ち上げる自信が無い方は、ボトルを低い位置に設置する「下置きタイプ」のサーバーがおすすめです。

ボトルは12ℓ入り=約12kgが主流で、軽量ボトルでも7~9kgもの重さがあります。
力に自信が無い方にとっては、この重量のボトルを高い位置に持ち上げるのは大変な作業ですよね。

しかし、「下置きタイプ」のサーバーを選べば1人でもラクに交換することができますよ。

また、ボトルがむき出しにならないので見た目がスマートなデザインが多いというメリットもあります。

ウォーターサーバーは上置きタイプと下置きタイプどっちがおすすめ?

空になったボトルの扱いがラク

空になったボトルを処分するのが面倒なら「リターナブル方式」、部屋が狭いので空ボトルをすぐに処分したい方は「ワンウェイ方式」を選びましょう。

ウォーターサーバーはメーカーによってリターナブル方式とワンウェイ方式に分かれます。

方式 解説 主なメーカー
リターナブル方式 空ボトルは業者が回収し、洗浄・滅菌・検品して再利用される アクアクララ、クリクラなど
ワンウェイ方式 空ボトルは回収されないので、家庭ゴミとして処分できる コスモウォーター、プレミアムウォーター、フレシャスなど

リターナブル方式はボトルを処分する手間が省けますが、業者が回収に来るまではボトルを保管する必要があるため、家が狭い方はスペースに困る可能性があります。

一方、ワンウェイ方式は空になったボトルを潰して処分することができますが、ボトルが届く際の梱包材(段ボール)も自分で処分する必要があるため、ゴミ出しが面倒な方にとってはデメリットに感じるでしょう。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った方式を選んでくださいね。

ワンウェイ方式とリターナブル方式の違いとは?どんな人におすすめ?

チャイルドロックが簡単に解除できる

一人暮らしでウォーターサーバー利用するなら、チャイルドロックを常時解除できるタイプ、または解除の操作にわずらわしさを感じないサーバーを選びましょう。

ウォーターサーバーの注ぎ口には必ずチャイルドロックが付いていますが、 一人暮らしの方にとっては不要な機能ですよね。

スムーズに水が出せないことにストレスを感じる場合があるので、サーバーを選ぶ際はチャイルドロック機能がどのようなしくみになっているか確認しておきましょう。

省スペース設計

部屋が狭い場合はスリムで省スペース設定のウォーターサーバーがおすすめです。

特に、卓上タイプのサーバーは一人暮らしの方に人気があります。
コンパクトで圧迫感がありませんし、食器棚などの上でも設置することができますよ。

卓上型ウォーターサーバーのメリットとは?おすすめ3機種を紹介

契約期間のしばりが短い

2~3年以内に一人暮らしを終了する、または引越しをする可能性がある方は、契約期間のしばりが短いメーカーを選びましょう。

ウォーターサーバーには最低契約期間が設けられていることが多く、2~3年以内に解約すると違約金が発生する場合があります。

長期間使用するかわからない場合は注意が必要ですよ。

ウォーターサーバーの解約方法とは?サーバー返却の流れも解説

こんな人はウォーターサーバーがおすすめ

  • ペットボトルの水を毎日飲んでいる
  • 水を買いに行くのが面倒
  • インスタント食品を食べることが多い
  • ウォーターサーバーを設置するスペースを確保できる

ウォーターサーバーはファミリー向けなイメージが強いですが、一人暮らしの方でもを愛用している方はたくさんいらっしゃいます。 

重たい水を買いに行く必要がなくなる、インスタント食品をすぐに食べられるなど、一人暮らしだからこそ嬉しいメリットも多いです。

この記事を参考に自分に合ったウォーターサーバーを探してみてくださいね。

かんたん検索