ウォーターサーバーの水は定期的に配送されるシステムになっているメーカーが多いです。
「定期配送は水が余りそうで心配」
「配送の周期は自由に変更できる?」
「配送のスキップとは?」
そんな疑問を抱えている方のため、今回はウォーターサーバーの水の配送周期とスキップ(一時停止)のルールについて解説いたします。
目次
最長で約1ヶ月に1回ペースで配送
定期配送の周期はメーカーによって異なりますが、最短で1週間、最長で1ヶ月程度まで選べる場合が多いです。
周期の変更は会員専用のマイページや電話にて受け付けています。
主要メーカーの最低注文数と配送周期をまとめました。
メーカー | 配送1回の最低注文数 | 配送周期※ |
---|---|---|
プレミアムウォーター | 12ℓ × 2本 | 1週、2週、3週、4週に1回 |
7ℓ × 2本 | 1週、2週、3週に1回 | |
フレシャス | 9.3ℓ × 2本 | 1週、2週、3週、4週に1回 |
7.2ℓ × 4本 | ||
4.7ℓ × 4本 | ||
コスモウォーター | 12ℓ × 2本 | 1週、2週、3週、4週に1回 |
ワンウェイウォーター | RO水:12ℓ × 3本 | 7日、10日、15日、20日に1回 |
天然水:12ℓ × 2本 | 7日、10日、15日、20日、1ヶ月に1回 | |
うるのん | 12ℓ × 2本 | 2週、3週、4週に1回 |
オーケンウォーター | 12ℓ × 2本 | 7日、10日、15日、20日、1ヶ月に1回 |
クリクラ | 12ℓ × 2本 | 4週に1回 |
6ℓ × 3本 | ||
キララ | 7.2ℓ × 4本 | 1週、2週、3週、4週に1回 |
水の最低注文数が「12ℓ × 2本」というメーカーの場合、最低でも1ヶ月に24ℓは消費する必要がありますが、大人が2人以上いる家庭なら無理なく飲み切れる量です。
旅行や出張で長期間不在にするなど特別な事情が無い限り、水が余ることを心配する必要はないでしょう。
1人暮らしで水を消費できるか不安な方は、軽量タイプの水を販売するメーカーを選ぶことをおすすめします。
- 配送1回の最低注文数は、12ℓボトルの場合2本、軽量タイプの場合は3~4本の場合が多い
- 配送周期は、最短で1週間に1回ペース、最長で1ヶ月に1回ペースまで選べることが多い
定期配送のスキップ(一時停止)のルール
水の定期配送はスキップ(一時停止)することができるので、余っている場合はこのシステムを利用しましょう。
休止手数料は800円~1,000円程度
定期配送をスキップすれば、1人暮らしの方でも無理なく利用できそうですね。
ただし、2ヶ月以上のスキップは休止手数料が発生する場合があります。
主要メーカーのルールを調べたところ、定められた期間を超過すると800円~1,000円程度の休止手数料が発生することがわかりました。
メーカー | 配送スキップのルール | 手数料(税別) |
---|---|---|
プレミアムウォーター | 60日以上のスキップは手数料がかかる | 60日経過後:800円 90日経過後:800円 120日経過後:強制解約 |
コスモウォーター | 2ヶ月以上(特選水を選択している場合は1ヶ月以上連続して停止する場合)は手数料がかかる | 800円/月 |
ワンウェイウォーター | 2ヶ月以上(特選水を選択している場合は1ヶ月以上連続して停止する場合)は手数料がかかる | 800円/月 |
オーケンウォーター | 2ヶ月以上は手数料がかかる | 800円/月 |
フレシャス | 2ヶ月以上は手数料がかかる | 1,000円/月 |
キララ | 2ヶ月以上は手数料がかかる | 1,000円/月 |
うるのん | 年2回までは無料(連続は不可)だが3回目以降は手数料がかかる | 1回につき1,000円 |
比較した7社の中では、うるのん以外のメーカーはすべて2ヶ月以上のスキップで手数料が発生します。
うるのんについては年2回しか無料でスキップできないため、水の消費に自信がない方にはおすすめできません。
休止手数料が発生する例・しない例
【例】2ヶ月以上の休止は手数料がかかるメーカーの場合
注文のタイミング | 手数料が発生しない例 | 手数料が発生する例 |
---|---|---|
初回 | 配送 | 配送 |
2回目(30日後) | スキップ ※手数料なし |
スキップ ※手数料なし |
3回目(30日後) | 配送 | スキップ ※手数料が発生 |
4回目(30日後) | スキップ ※手数料なし |
スキップ ※手数料が発生 |
5回目(30日後) | 配送 | 配送 |
6回目(30日後) | スキップ ※手数料なし |
スキップ ※手数料なし |
- 水の定期配送はスキップできるメーカーが多い
- 2ヶ月以上連続してスキップすると800円~1,000円程度の手数料がかかる場合ある(1ヶ月におきにスキップすれば手数料は発生しない)
都度購入と定期配送の違い
水を都度購入するメーカーならノルマが無いので、自分のペースで水を注文することができます。
ただしノルマが無い分、サーバーレンタル料やサポート代(メンテナンスや故障対応等のサービス代金)など、水代以外の費用が発生する場合が多いです。
都度購入できるメーカーの料金体系をまとめました。
都度購入できるメーカー | 水以外の費用 |
---|---|
アルピナウォーター | ウォーターサーバーのレンタル料を支払う(月々572円~872円) |
アクアクララ | 「あんしんサポート料」を支払う(月々1,000円~3,000円) |
シンプルウォーター | 契約時にウォーターサーバーを買い取る(1台9,800円) |
※税抜き
アルピナウォーターとアクアクララは、水を注文しない月でも料金が発生します。
そのため、水を月に2本以上消費できるなら定期配送のメーカーを選んだ方が低コストで利用できますよ。
シンプルウォーターはウォーターサーバーを買い取って利用します。
初期費用こそかかりますが、長期間使用するなら毎月レンタル料を支払い続けるメーカーよりお得に利用できるでしょう。
こんな人は都度購入がおすすめ
- 毎月約20ℓも水を消費できる自信が無い
- 水のストックを何本も保管するスペースが無い
- 定期的な配送はプレッシャーに感じる
こんな人は定期配送がおすすめ
- 大人2人以上で利用する
- 飲料としてだけでなく料理にも使用するつもり
- 水を毎回注文するのは面倒
- 水代以外の費用は支払いたくない
まとめ
定期配送は「水が余るかも?」と心配になるかもしれませんが、配送周期を最長に設定すれば約1ヶ月は猶予があります。
さらに、配送のスキップを上手に活用すれば水が大量に余るという事態は避けられるでしょう。
それでも定期配送にプレッシャーを感じる方は、都度購入できるメーカーを選ぶという手もあります。
定期配送と都度購入、どちらが自分に合っているかよく考えて選択してくださいね。
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