日本人の主食であるお米。
ほぼ毎日お米を炊いている家庭が多いですよね。
食にこだわりのある方は、お米の品種はもちろん、炊飯に使用する水も厳選しています。
不純物を取り除いた水を使うことにより、お米本来の風味を楽しむことができるからです。
そこで今回は、お米を美味しく炊くポイントと、炊飯におすすめの水の種類をご紹介します。
目次
お米を美味しく炊く6つのポイント
まずはお米を美味しく炊くポイントからチェックしていきましょう。
お米は正しく計量する
お米は計量カップやキッチンスケールを使用して正しく計量しましょう。
きちんと計量しないと、炊き上がりのお米の硬さや水分バランスが変わってきます。
計量カップの場合 | 180㏄=1合 |
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キッチンスケールの場合 | 150g=1合 |
計量スプーンの場合 | 大さじ12杯=1合 |
洗米1回目は美味しい水を使用する
お米を研ぐ理由
計量したお米は、炊飯器の内釜やボウルなどに入れて水で研ぎます。
お米を研ぐ目的は、表面についたぬかやゴミを除去するためです。
水を入れる→研ぐ→濁った水を捨てるという作業を繰り返し、お米を表面をキレイに洗います。
洗米1回目の水はすぐに白く濁ってしまいますが、これはぬかやゴミが洗い流されているからです。
美味しい水で洗米してすぐに捨てるのがコツ
1回目の洗米には、たっぷりの美味しい水を使用することをおすすめします。
「すぐ捨ててしまうのにもったいない」と思われるかもしれませんが、お米は最初に触れた水分を最も吸収するため、この時に使用する水がご飯の味に影響を与えるのです。
ただ、先ほどお伝えした通り洗米1回の水はぬかやゴミが洗い流されてすぐに白く濁ってしまいます。
この濁った水をお米に吸収させることは避けたいので、軽くかき混ぜたらすぐに水を捨てましょう。
少量の水で米を研ぐ
お米は少量の水に浸して研ぎましょう。
たっぷりの水の中ではお米の摩擦が起きず、表面を研くことができないためです。
手はボールを握ったような状態にして、5本指の先でくるくるとお米をかき混ぜます。
この時、力を入れ過ぎないようご注意ください。
お米が割れるとでんぷん質が出やすくなり、ご飯がベタつく原因になってしまいます。
水の入れ替えを数回繰り返し、白い濁りが薄くなってきたら米研ぎ完了です。
水が透明になるまでしっかり研ぐとお米のうまみ成分や栄養分まで流れ出てしまうので、少し濁っている程度でOKですよ。
美味しい水を吸水させてから炊く
炊飯時の水の量は、お米1合に対して約1.2倍(216㏄)が目安です。
硬めに炊きたい方、やわらかめに炊きたい方は、好みの食感に合わせて水の量を微調整してください。
お米はしばらく水に浸しておきましょう。
しっかり水を浸透させることにより、お米の芯が残りにくくなります。
気温が高い時期は30分、気温が低い時期は1時間程度が目安です。
この時に使用する水にもこだわると、より美味しいご飯が炊き上がりますよ。
炊き上がったら炊飯器の水滴を拭く
ご飯が炊きあがったら、炊飯器の蓋の内側に付いた水滴を拭き取ってください。
これは水滴でご飯が水っぽくなることを防ぐためです。
内窯の上部についている水滴も拭いておきましょう。
ご飯は早めにほぐす
ご飯はしゃもじを使って十字に切り、底から掘り起こすようにかき混ぜます。
こうすることにより、お米全体の余分な蒸気を逃がしてベタつきの少ない美味しいご飯に仕上がります。
お米をつぶさないよう、ふんわりほぐすイメージで行ってくださいね。
味にこだわるなら美味しい水を使おう
「ご飯を美味しく炊く6つのポイント」のうち、②の1回目の洗米と、④の吸水で使用する水は、お米の味に影響を与えるとご紹介しました。
このタイミングで使用する水にこがわることで、ご飯をより美味しく炊くことができます。
もちろん水道水でも問題ありませんが、水道水には残留塩素(消毒目的で使用される塩素)が含まれており、独特のカルキ臭もあるので、お米本来の風味を楽しみたい方は水を変えてみてはいかがでしょうか?
炊飯におすすめの水 | 解説 |
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浄水器の水 | 浄水器を使うと、水道水に含まれる残留塩素やカルキ臭を除去することができます。 |
ミネラルウォーター | 水の硬度や採水地など、好みの水を選ぶことができます。 硬水でお米を炊くと硬くてパサついた食感になってしまうので、ミネラル含有量が少ない軟水がおすすめです。 |
硬水と軟水の違いとは?特徴やメリットを知って上手に活用しよう
炊飯や料理におすすめのウォーターサーバー
普段からペットボトルの水をよく購入していて、炊飯や料理にも美味しい水を使用したい方は、ウォーターサーバーの利用をおすすめします。
水を定期的に届けてもらえるので買いに行く手間が省けますし、必要な時にすぐに冷水・温水を使用できるので便利ですよ。
炊飯や料理にピッタリなウォーターサーバーの選び方
・硬度60以下の軟水が飲める
・ボトルの容量が多い
・片手で給水操作ができる
・大きな容器(炊飯器の内窯や鍋など)にも直接水を注げる
以上の条件に該当するおすすめのウォーターサーバーを3機種ご紹介します。
フレシャス「Slat」
(出典:フレシャス)
水の種類 | 天然水 |
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硬度 | 24mg(軟水) ※フレシャスの水は3つの採水地から選べるが、Slatに対応してるのは「富士9.3ℓボトル」のみ |
ボトル容量 | 9.3ℓ |
給水操作 | 指一本で操作できるボタン式 |
給水口下のスペース | 広い |
その他の特徴 |
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フレシャスの最新キャンペーンまとめ!お水1箱を全員にプレゼント
(出典:プレミアムウォーター)
水の種類 | 天然水 |
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硬度 | 25mg(軟水) ※「富士吉田」の水を選んだ場合 |
ボトル容量 | 12ℓ |
給水操作 | 指一本で操作できるタッチパネル&ボタン式 |
給水口下のスペース | 広い |
その他の特徴 |
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アクアクララ「アクアファブ」
(出典:アクアクララ)
水の種類 | RO水 |
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硬度 | 29.7mg(軟水) |
ボトル容量 | 12ℓと7ℓから選べる |
給水操作 | 手前に倒して水を出すレバー式(角度によって水の量の調整も可能) |
給水口下のスペース | 広い(トレイが収納型なのでどんな容器にも対応) |
その他の特徴 |
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まとめ
ご飯の美味しさを最大限に引き出したい方は、今回ご紹介した「ご飯を美味しく炊く6つのポイント」を参考にしてみてください。
1回目の洗米と炊飯時に使用する水にこだわると、お米本来の風味や香りを楽しむことができますよ。
いつも食べているお米をワンランクアップさせましょう♪