水を飲むと美容効果がある?一日の摂取量や効果的な飲み方を解説

水を飲むと美容や健康に良いとよく聞きますよね。
実際に、モデルや女優さんは「水をたくさん飲む」と発言していることが多いです。

具体的にどんな効果があるの?
1日どのくらい飲むのが理想?
水なら何でもOK?

そんな疑問を解決するため、今回は水を飲む美容効果について解説いたします。

水を飲む4つの美容効果

美肌効果

肌のハリの低下、乾燥、しわ、くすみなど、肌の悩みがある方は水を飲む習慣をつけましょう。

身体の水分が不足すると、肌の水分量も低下してしまいます。
また、血液がドロドロになって流れを悪くしてしまうので、肌のターンオーバーが正常に働きません。

ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれ、古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのことです。
肌の生まれ変わりが正常に働かないと、肌トラブルが発生しやすくなるのです。

基礎化粧品などで外側からスキンケアすることも大事ですが、しっかり水分を取って内側から潤いを補給することも忘れないでくださいね。

便秘の解消

便秘の原因の1つは水分不足です。

マグネシウムが含まれているミネラルウォーターを飲むと、腸に水を集めて便を軟らかくしてくれるので、排便しやすくなりますよ。

朝起きてすぐに水を飲む習慣をつけることをおすすめします。

水を飲むと便秘解消できる?飲む量やタイミング、水の選び方を紹介

ダイエット効果

水を飲むと血液の水分量が増え、血流が良くなり、基礎代謝がアップする効果が期待できます。

基礎代謝とは呼吸をしたり心臓を動かしたりするためにも必要な代謝で、基礎代謝がアップすると体脂肪の燃焼効果もアップし、やせやすく太りにくい体質になります。

つまり、水を飲むことはダイエット効果にもつながるのです。

また、水を飲んでリンパの流れが良くなると、体内の老廃物が排出しやすくなるというメリットもあります。

さらに水を飲むと空腹感を紛らわすこともできます。
食事前にコップ1杯の水を飲むだけでも食べすぎを抑えることができるので、ダイエット中の方はチャレンジしてみてくださいね。

むくみの解消

水分をこまめに取ることは、むくみの解消にもつながります。

むくみは身体の末端まで血液やリンパ液がスムーズに循環していないことが原因です。
そのため、水分をこまめに取ってリンパの流れを改善する必要があります。

お茶でも水分補給はできますが、利尿作用が働いてしまうので、やはり水を飲むことをおすすめします。

ダイエット中の方は、むくみを解消するだけでも見た目をすっきりさせることができますよ。

むくみの原因は水分不足かも?水の理想的な摂取量と飲み方を紹介

摂取量は1日1.5ℓ~2ℓ

水の摂取量の目安は身長・体重・運動量などにより差がありますが、1日1.5ℓ~2ℓくらいを目安にしてください。

あまり水分を取らない方にとっては多く感じると思いますが、美容のためにも飲む習慣を付けましょう。

ただし、1度に大量に摂取しても尿として排出されてしまうので、こまめに飲むということがポイントになります。

1回約200mlくらいの量を、朝起きた直後や職場に到着した時、入浴の前後、就寝前など、毎日同じタイミングで飲むようにすることが継続のコツです。

水分補給はミネラルウォーターがおすすめ

日本の水道水は飲料水になりますが、美容効果を期待するならミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。

水道水には残留塩素が含まれています。
残留塩素は原水の病原微生物を殺菌・消毒する役割を果たしていますが、ビタミンやたんぱく質を破壊する作用もあるので、体を老化させてしまうリスクがあるのです。

また、水を毎日1.5ℓ~2ℓ摂取することを目標とするなら、味がおいしいミネラルウォーターの方が無理なく続けられるでしょう。

ミネラルウォーターと水道水を比較!安全性・価格・味の違いを解説

水は冷やしすぎないのがポイント

飲む水は常温または白湯がおすすめです。
冷たい水を飲みすぎると体が冷えてしまいますし、消化器官にも負担がかかります。

白湯なら身体が温まって代謝がアップしたり免疫力がアップするというメリットがありますよ。

白湯の作り方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

白湯はお湯とは違う?正しい作り方と健康効果・美容効果を解説

まとめ

水を飲む習慣をつけることは、便秘の解消、美肌効果、ダイエット効果、むくみの解消など女性にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

摂取量は1日1.5ℓ~2ℓが目安ですが、もともとあまり水分を取らない方は少しずつ量を増やしてみてくださいね。

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